30ページ目:酸いも甘いも
さて、お久しぶりです^^北です♪
今日は、ちょっとブログのネタになりそうなことがあったので久々に書いていこうと思います。
美容院に行って茶髪から黒髪にイメチェンした北。天気も良く、のんびりカフェで読書でもしようとお気に入りのお店に入りました。
店内には、
A 若い女性2人組
B 3人のマダム
C 1組の男女
がいました。店内はさほど広くないため、北はそれぞれのグループにほど近い席に座り、苺タルトと抹茶ミルクを注文。あ、ちなみに、北は最近抹茶を克服しました。口にできないほど苦手だったわけではないのですが、美味しいとは思えず今まで抹茶味のサムシングは避け続けてきました。ある日B●SSの抹茶ラテを試しに飲んでみたところ、美味しかったので克服できました(笑)。あら単純。
話を戻しましょう。Bのグループは、一番声が大きい(通りやすい?)ため、話の内容が聞こえやすく、Cは単純に席が近かったため話の内容が聞こえやすい環境でした。
では、まずCのお話から行きます。まだかわいい方なので(笑)
どうやら2人は、カップルというわけではないらしい…。男性の方はこの土地に住んでいるようでしたが、女性の方は別の地域から来ていました。SNSで知り合ったのか、出会い先はよく分かりませんでしたが砕けた口調で2人仲良くスイーツをほおばっていました。しかし、親密な雰囲気で男女が2人、それも女性が多いような店で仲良くスイーツを食べていたら大抵の場合は彼氏彼女の関係だと勘違いしてしまうではないでしょうか。もちろん、単純生物北もその一人でした。なので、男性の口から「元カノ」という単語が出てきたときは、思わず抹茶ミルクが気管に突っ込みそうになってしまいました。
どうやら2人はそれぞれで交際経験があったようで、男性の方は高校の部活のメンバー、女性の方は同じバイト先の仲間とそれぞれ付き合っていたらしく。ひとしきり過去の話で盛り上がった2人は、次に握力の話をし始めました。
女性「私、今たぶん握力14 kgくらいしかないと思う。」
これを聞いて男性は驚くかもしれませんが、女性は大して驚かないでしょう。まぁ、低い方だとは思うけれどもそれくらいの人は普通にいます。案の定、私は平然としていましたが男性は驚いていました。
男性「え!?低くない?俺もたぶん弱くなってるけど、40 kgはあると思うわ。」
ちなみに、女性の方の自己ベストは38 kg、男性の方の自己ベストは46 kgだったそうな。さらに、握力14 kgというのはどうやらペットボトルが開けられないくらいの握力らしく、女性が「開けられるのもあるけど、たまに開けられないやつがあるんだよね」と言うと、男性は「僕が開けてあげるよ♡」と返していました。その後も、30分くらいにわたりひたすら「がんばったら開けられるもん!」「いや強がってんなよ~」のあるある会話。
……
…………( ^ω^)
はぁ~~~~~~~疲れた~~~~~~~~
最初は、男性の方が意識してるのかな?と思いきや。女性の方も、ある程度男性のことを意識していそうですね。これで脈ゼロだったら愚痴くらいは聞いてやるぜ男よ。
街中のバカップルも疲れますが、バカップル手前のプレバカップルの会話も、なかなかにしんどかったです。早春の暖かい日差しの中、独り身の北にグサグサと刺さりました。
さて、気を取り直して2組目。Cのマダムトリオに参ります。
どうやら、3人はなんちゃらカウンセラーの資格をお持ち(あるいは、カウンセラー資格を取るためのスクールを運営している?)の方のようで、そのうちの1人が来月から別の地域に転勤になったそうです。おばちゃんあるあるなのか、女子会あるあるなのか。3人は、その場にいない人の話でめちゃくちゃ盛り上がっていました。
そもそも、お店に入った段階で嫌なトーンの声がしていたのです。共感して頂けるか分かりませんが、女性が複数でその場にいない人の話で盛り上がるときのあのトーンあるじゃないですか(?)。楽しい話で盛り上がっているキャアキャアした声でもなく、かといって誰かに聞かれることを恐れるかのようなヒソヒソした声でもなく。知っている人がいない空間で、誰にもバレないし本人にも聞かれることなく堂々と噂話や悪口を言う時のあの声です。
案の定、マダムトリオは「そういう時はさ、普通は~だよね。」とか、「○○さんは、きっとこういう人なのよ(ちょっと私には理解できないけど)」とか、明らかに心中穏やかではない話で盛り上がっておいででした。
そんな中、転勤が決まったマダムに2人のマダムが「向こう行ってもがんばってね」と言っていて、私は(おや、そろそろ解散かな?締め時かなぁ)などと思っていました。すると、転勤マダムが「どうでしょう?私、グループに入っても大丈夫そう?」と聞き始めました。どうやら、転勤しない2人のマダムが入っているLINEグループ(しかも、そのグループの存在を転勤マダムは認知している)に転勤マダムは入っていなかったようです。誰かの悪口でひとしきり盛り上がれるようなお茶会をする程の仲で、しかも相手が認知しているグループに入れないなんてこと、あります???分かりやすすぎるというか、あからさますぎる仲間外れで…ワタシニハチョットリカイデキナイ。
まぁでも、致し方ない事情があったのかもしれません。何せ私はたった一度きり、カフェでの会話を聞いていただけなのですから。ですが、この後のマダムの言葉を聞いた私は確信したのです。
転勤しないマダム1「う~~ん、どうしましょうねぇ。私たちだけだと、ちょっと決められないし…」
転勤しないマダム2「そうねぇ。確かに、一度皆にも聞いてみないとちょっと分からないわよねぇ」
…
………( ^ω^)・・・
え?????????????
あなたの友達(お仲間)なんですよね?入れて良いんじゃないですか?
しかも、これで転勤マダムがグループに入れなかった場合、転勤しないマダムのお友達の誰かが断ったってことになりますよね?
というか、聞かれたら聞かれたでグループのメンバーも断りづらくないですか?
友達の友達に拒否されたら、私だったら結構凹みますけど。だからこそ、私だったら断れないです。たとえ会ったことない初対面の人でも、友達がグループに入れたいって言っている人の招待を断るとかできません。
もし仮に招待したうえで何か不都合があるなら、その後にもう一度その人抜きで別のグループ作れば良いじゃないですか。
え。黒すぎる。おなかまっくろ。
まっくろまっくろ~~
最後にAの若い女性2人組ですが、こちらは私に一番近い席だったにも関わらず、声のボリュームが一番抑えめだったため正直話が全然聞こえませんでした。ただ、帰り際に
「ここのパフェめっちゃ美味しかった~!幸せ~~!でも、月曜からまた仕事だぁ~」
と言っているのは聞こえました。
お疲れ様です。また次の1週間乗り切ったらパフェで癒されてください!!!あぁ。こういう癒し系の人ほど、先にお店からいなくなってしまうのです。この2人がいなくなったあとで、先ほどのマダムトリオの真っ黒トークが飛び出してきたわけで。
左耳からプレバカップル、右耳からまっくろマダムたちの会話を聞きながら、私は病理学の入門書を読んでいました。本は面白かったしとてもためになりました。
仲野徹 著『病理学の講義』です。よろしければ手に取ってみてください☆
苺タルトも抹茶ミルクも、甘くてとても美味しかったです。
そんなわけで、今回のタイトルは「酸いも甘いも」。
こうして心に溜まった疲れを吐き出していたら、とんでもない長文になってしまいました(;^ω^)
今日はこの辺にして、勉強の続きでもしたいと思います。
それでは皆さんも、華金の今宵はストレスを吐き出して良い夜をお過ごしくださいね(^_-)
鈴北糸 北