鈴北糸の雑記帳

三人組創作ユニットがなんとなく始めたブログ。

16ページ目:美容に課金した話

そうだ、課金して女子力をあげよう。

 

10月9日、社会人の鈴こと私は金曜日にアルコールを摂取し、そのままずるずると終電を逃しタクシーも捕まえられなかった結果、駅前のホテルに突撃訪問し一泊した。

その日の朝に私は思った。女子力、上げよう。そうと決まれば行動は早くて、私は帰り道の電車の中で当日予約が可能なサロンを探し、午後の予約の枠をとっていた。

 

なぜ急にそんなことになったのかはよく分からない。ただ以前から気になってはいた。美容系YouTuberを皮切りに知っている女性YouTuberが最近みんな通いだしている眉サロンがいいなと思っていた。行ってきた人全員が「絶対に行った方がいい、後悔はしない」と言ってたら、そりゃ、気になるに決まっている。

でも私は同時に知っているのだ。自分でも整えることができることを。私の中の節約と僻みの入り混じった人格が「そんなの自分でできることじゃない?」と囁いていることを。

ハサミとコームさえあれば、コツわかれば自分でも対応可能だってことを。自分でやればコスパもいいし、人と会うことがない。サロンの華やかな雰囲気に当たって体がチリになることもないのだ。

 

だけど、もうそんなの関係なく行くことにした。もうしらん。体が無くなるのならそれまでの命だったということ。お金の無駄遣いだと後悔してももうしょうがない。なぜなら、自分でやる正解がわからないのだから。

 

女子力の上げ方が分からないなら、プロにお任せするのが良くない?

 

そう。蛇の道は蛇。顔面の道は顔面を普段取り扱っている数々の美容師たちにお任せすればいいのである。もちろんお金はかかる。手間賃と技術料は支払わないといけない。それを高いと考えるのならしょうがない。

でも、それならなぜ私は社会人をやっているのか?なぜ私はそこそこの給料をもらっておきながら、まるで自分の収入が大学生の時と変わらないかのように、サービスに対して「高いから~」と渋っているのだろうか。こんなの飲み会を一回、大きなアクスタを2つぐらい我慢すればいいだけの話である。

 

そして私は当日予約ができる眉サロンに飛び入りで予約した。とりあえず適当に人気店を探し、駅から一番近くて予約のできるところにした。そこは本来はまつ毛のサロンらしく、眉のメニューはひとつしかなかったので中身もそんなに見ないで予約した。こういう時は少しでも考える時間を与えるとダメなのだ。勢いでしかできないものがこの世にはある。

 

実際に行ってみると、そこはオフィスビルの内装をリフォームしたような場所で、外観からは全く分からなかったので場違い感はそんなに感じなかった。

ただ、内装はやはり女子向けに作られていて、白いレースがそこかしこにつけられており、予測はしていたがやはりここは少し敷居の高いところだったのかもしれない、と心の片隅で思ってしまう。とりあえず受付に行き、名前を伝えるとどうやら担当者は受付の人だったらしく、そのまま開始になってしまった。

 

実は施術については気がついたら眠ってしまったので、どんなふうに行なわれて、いつ終わったのかは知らない。途中でワックスをかけるとかで痛い時はあったのだが、それも一瞬のことであとは特に痛くなかったし、部位によっては全く痛くなかった。

加えてサロン全体の女子力底上げ空間の力もあった。レースカーテンが微妙に他のお客さんの視線を遮るし、最初にめっちゃ柔らかいブランケットかけてくれるし、BGMもリラックスさせようというチョイスが出ている。そりゃ寝るしかないのである。気がついたら私はお姉さんの「終わりましたよー」という声かけで目を覚まして、そこで初めて自分が「寝ていた」ことを自覚したのであった。

ちなみに、寝るとこのサロンの女子力高いお高く止まったような空間が一気に身近に感じられる。もう2回目は怖くないとはっきり思えるのだ。きっと、その中で寝ても誰も笑ったりしないという安心感があるからなのだろう。違うかもしれないけれど。

 

お姉さんは「すごく変わりましたよー」といった、明らかに他の人にも言っているような言葉を投げかけた後、「そしたら鏡面台まで行ってもらって、鏡の前で形を確認してくださいねー、あとでお手入れのやり方をお伝えしますので」と言ってくれた。それに従って私は鏡面台の方へ行き、初めて自分の課金の結果を知ることになる。

 

そして私が鏡を見た時の印象がこれ。

 

意外といいんじゃない…??

 

これが私が鏡を見た時の感想である。そういう美容の知識は一つもないのだが、改めて「眉毛は顔の額縁」と言われる所以が少しわかった気がする。

顔面は何も変わってい無いし、なんなら少し手抜きしているのに、眉毛を整えておくとそれだけで「しっかりしています感」が出るのだ。メイクはしてい無いけれど、自分をよく見せる方法を私は理解していますよ、みたいな。ワックスかけて、長さを揃えてもらっただけなのに、自分の毎朝の理想が7割ぐらい完成しているようなものだ。ちなみにサロンの人はその場で「こういうふうに描いてくださいね~」と言いながら私の顔面を9割完成させてしまった。ここまでされると、最初の「意外といいんじゃない?」は「本当にいいじゃん!!」に変わってしまった。もはや驚き通り越して恐ろしさまである。そのまま私は料金を満足げに支払い、サロンを後にしたのだった。

 

以上が私の突撃美容大作戦の全容である。時間は約1時間。費用はそれなりにかかってくるが、1時間の満足度としては妥当なものだと思っている。女性YouTuberがこぞってやるわけだ。これは周りに広めなければいけない。

 

 

そんなわけで、今ブログ見ているあなた、美容課金、いかがですか?

 

 

追記:そのまま上機嫌になった私は予定外のデパコスを購入し、無事に今月も赤字を達成してしまっている。しかしデパコスとは恐ろしいもので、後悔することが自分の資金力だけで、商品の質にはなんの文句もないところなのである。

 

15ページ目:北のおもしろ珍解答

皆さんこんにちは!鈴北糸の北です。

せっかく面白い夢を見たのに起きたらすっかり内容を忘れてしまっている、というレベルで記憶力が衰退している今日この頃ですが、今日はそんな私が最近したおもしろ珍回答について書きたいと思います。

 

突然ですが、皆さんは「河童のカンゲイコ」という慣用句をご存知ですか?

勘の良い方や、鈴北糸のブログを初回から追ってくださっている方はピンと来たかもしれません。そうです。北が絶賛勉強中の漢字検定の問題です(笑)

カンゲイコの部分を漢字で書く問題なのですが、私はこの慣用句を知りませんでした。当然、漢字でどう書くのかも分かりませんでした。しかし、ここは持ち前のポジティブさを発揮するところ。何も書かなければ確実に0点ですが、何か書けばもしかして合っているかも!

そう。某日本一有名なバスケットコーチも仰っていました。

「諦めたらそこで試合終了」なのです。

諦めず、北は脳みそをフル回転させて考えました。カンゲイコとは一体、何を意味しているのだろう…と。

私の仮説はこうです。皆さん、沼に住んでいる河童の気持ちになって(?)読んでみてください。

 

―――私は北沼に住む河童。数十年前はベビーブームを謳っていたこの国も、最近では少子高齢化が叫ばれ人口減少が続いている。私の住む北沼の近くも、随分と人間が少なくなり寂れてしまっていた。そんなある日のこと。相変わらず誰も遊びに来ない沼で暇を持て余していると、

バッシャーーーン!!

という派手な音とともに人間が沼に落ちてきた。

おそらくぬかるんだ地面に足をとられて沼に落ちてしまったのだろうが、私にとっては久々の訪問者だ。Yo人間!少しばかり私と遊んでいこうではないか!

そんなわけで、せっかく来てくれたのだからまずは歓迎の舞でも披露するとしよう!

これぞ、河童の歓迎鼓(カンゲイコ)だ!

 

いかがだったでしょうか。友人が推しの沼にハマったことを喜び欣喜雀躍するヲタクさながら、沼に嵌った人間を踊り狂いながら歓迎する河童が想像できましたか?(やめとけ)

このように、自分の好きな分野や得意な分野に興味を示した新参者を喜んで受け入れる様を、河童の歓迎鼓と言うのだと私は想像しました。

 

さて、本日のタイトルはおもしろ珍解答ですので、私のこの妄想が導いた解答が誤答であったことは想像に難くないでしょう。これを読んでいる皆さんは、そろそろ正解が気になってくる頃かと思います。

ずばり正解は、河童の寒稽古。

寒い冬に水中を泳ぐ河童を見ると寒そうに見えますが、泳いでいる河童からしたら通常運転である、ということから、部外者が見ると大変そうに見えることでも当事者は案外平気なものだという意味の慣用句です。

 

あーっはっはっはっは!!!

お、おもしろかったですよね!?(圧)

…、はい。全然違いましたが違いすぎて私は面白かったです。

そして正解した方、おめでとうございます!

そして私と同じ解答を想像したor北を越えるおもしろ珍解答を想像した方

コメントで是非、教えて下さい(笑)

 

プライベートの事情により、来週から2週間ほどブログ更新のお休みを頂きますが、その間に漢字検定の本番を控えていますのでそちらの方もがんばっていきたいと思います。しばらくは、糸のほのぼの日常と鈴のおもしろ日常ブログをお楽しみください♪

それでは~~!

 

*おまけ*

メンバーの鈴は家でお線香を焚くという高尚な趣味を持っているのですが、そんな鈴の趣味に感化されて、私も家でアロマを嗜むようになりました。私はお線香よりもアロマキャンドルが好きなので(キャンドルの炎が好き)、とある商店街でたまたま立ち寄ったアジアンショップでキャンドルホルダーを買い、家でキャンドルを楽しんでいました。

しかし、最近少しマンネリ化してきたなぁと思い、新しいキャンドルホルダーを購入してみました。とてもオシャンで、良い感じです。キャンドルを灯して部屋の灯りをすべて消すと、シックなバーみたいな雰囲気が出ます(笑)。ちなみに私はどうやら民族的なものが好みらしく、新しいキャンドルホルダーはまたも異国情緒溢れるサイトで購入しました。

そんなオシャレなキャンドルホルダーですが、その名も

ロッコランプ(インド製)。

……、異国情緒、溢れすぎでは。

みんな映画を見ようよっていう話

 

 

10月ですね。鈴です。社会人向けに改めて言いますと、下半期の始まりですよ、みなさん。今年は9/30が木曜日だったせいで、微妙に踏ん切りがつかなくてなんだか木曜日が金曜日のように感じてしまった人もいるんじゃないでしょうか。上半期、下半期で考えること自体、今では時代遅れといわれるかもしれないけれど、区切りは定期的に付けたいです。学生の時には意識していなかったんですが、社会にはいろんな区切りがありますよね。就業時刻、週末、月末、期末、年度末と…ちなみに私が一番怖いのは月末です。

 

あと、もうすっかり秋です。秋は何かしらの活動に結び付けられやすいなと思います。「読書の秋」「食欲の秋」「芸術の秋」「勉強の秋」などなど。夏にバテていた人や年始から何もできていないと後悔が残る人たちが、秋になったというだけでやる気が上がるとは思えませんが、そこは目を瞑って。

でも急に「〇〇しよう」って思うの、難しくないですか?私、何年か前に「今年は芸術の秋にするぞ」と思って、Twitterで宣伝している地元のギャラリーを毎週回っていたことあったんですけど、情報がわからなさすぎて肝心の観たかったギャラリー回れなくて悔しい思いしたことあるので、もし迷うようならいくつかに選択肢を絞ってもらって、そこから選ぶのも一つの手だと思います。

 

そこで、今回は私のおすすめ映画でも紹介して行きたいと思います。ギャラリーじゃないの?と思った方もいると思うのですが、ここ最近は全然行っていなくて、むしろ映画館によく行きます。社会人になってから土日のつぶし方がわからなくなって、何もしないのは精神衛生上良くない、でも時間を有意義に潰したい。でも勉強はしたくない。どうせなら人がいるところに行きたい、という欲求をほどほどに叶えてくれるのが映画館なんです。(もちろん、コロナ対策は万全にしていますよ)

 

NetflixとかAmazonプライムなど、映画の定額配信サービスで、お得に家でまったり観ることももちろん好きですが、映画館で観る没入感には及びません。特に、私はスマホ中毒なので、感動した時や考えていることをすぐTwitterで呟こうとしてしまい、一気に現実に引き戻されてしまうんですよね。

その点、映画館はスマホ禁止なので、やることが「映画鑑賞」しかなくなります。映画以外のことを考えないようにしてくれるのです。情報過多になりつつある現代で、これはむしろメリットになるのではないでしょうか? 真っ暗闇の中、フカフカのシートに座り、巨大なスクリーンと音響で映画を見ることだけに集中する。そして終わった後の帰り道を歩きながらぼーっとその余韻に浸る…この一連の動きが好きで、最近は映画館によく足を運んでいます。

 

では、ここ最近心に残った映画トップ3でも話してみたいと思います。

ちなみに鈴は重度のアニメ付きの為、ご了承ください。

 

3位  シャン・チー/テン・リングスの伝説

はい、今絶賛公開中のマーベル作品ですね。YouTubeに広告も割と流れているので知っている方も多いんじゃないでしょうか?勧善懲悪のヒーロー映画で、家族愛や伝説、ジョークなどはアメリカンな感じです。でも物語の中心は中国やマカオです。

予告編などでみていただくとわかるんですが、さすがマーベル作品、爆発やアクションシーンの効果音・エフェクトにものすごいお金をかけています。CGもふんだんに使われてい流けれども違和感なく溶け込んでいる。バスが壊れるシーンとかとても好きでした。どこからがCGなんだろうと勝手に考えてしまったり笑

 

欲を言えば、主人公の両親が初めて出会うシーンで、山や紅葉の色のサイドが高いので、これわざとかな?と思ってしまったぐらいです。でも中国の映画とかいているとすごく彩度高いんですよね。朱色ははっきり朱く!肌の白さは光るぐらいに!みたいな。そう考えるとあの使い方であっているのかもしれません。

 

2位 劇場版SHIROBAKO

 

シロバコ、って読みます。実はこれ、2020年の2月29日に公開された映画です。コロナがここまでひどくなる直前ですね。当時はここまでなるとは思っておらず、たまたまチケット取れたし行こうかーとなって観に行きました。

ストーリーとしては、アニメ制作会社の制作進行である主人公が、社運をかけた新作映画のデスク(制作進行のリーダー)になって周りを巻き込んで行く映画です。

元々アニメオリジナルの「SHIROBAKO」が大好きで、その劇場版が出たとなったら行くしかないじゃないですか。で、実際にいってみたら、アニメで活躍していた他のキャラのその後だったり、市場の変化だったりがしっかり描かれていて、重い話も交えつつエンタメになっているのでしっかり楽しめました。

 

今書きながら思ったけど、これ観たの大学生の時なんですが、多分社会人になってから改めて観ると感じ方全然違うと思います。斜陽産業になってしまった業界、理想と違う業務、引き抜かれていく同期と義理人情がごた混ぜになっているので、ぜひ一度は観てもらいたいです。

 

…久しぶりにアニメのSHIROBAKOも見返してみようかなあ

 

 

1位 羅小黒戦記 僕が選ぶ未来

 

ロシャオヘイセンキ、はいもうこれしか勝たん。これをみんなに見てほしいからブログを書いたと言っても過言じゃない。いいから見てくれ、上映に至るまでのストーリーも含めて好き。かわいい。花澤香菜の少年声が聞ける。ふざけてない宮野真守がいる。かっこいい櫻井孝宏がいる。ゲスト出演のLilicoさんが可愛い。

 

語り出すと止まらないんだすが、元々はYouTubeで公開されていた中国のショートアニメーションです。これが本土で大人気になり、そのまま制作会社が映画作ったら大成功、せっかくだから日本に送るかーってなったら日本でも話題になりました。少なくとも私のTLでは大きな話題になっていました。

元々興味が沸いたのが、実は裏方の人の名前が知っている名前だったっていうなんちゃって知識人みたいな理由でして…。音響監督が岩波美和さんというアニメ界でも多くの音響を勤めていらっしゃる人なんですが(ガールズ・パンツァーの爆音上映の人です)、その人が入るということで「結構日本の配給会社も本気出してるな…声優だけで終わらせないのすごいな…一度行ってみるか」となったのが始まりです。最初は、中国アニメだからもしかしたらテンポついていけなくなるかもしれないな、戦闘シーンとかどうなるんだろう。と思っていたのですが、杞憂でした。

中国アニメが日本の影響を大きく受けていているためか、コマ割りやキャラクターの配置、動かし方がすごく良かったです。あと、ギャグシーンになると顔がデフォルメされるのは日本でもよくあるのですが、羅小黒戦記は背景もデフォルメされます。しかも、色がパステルグリーンとかの明るい色。韓国系アイドルの、明度をかなりあげた色と思っていただければいいと思います。それが配置されていて、ますますギャグっぽくなるんですよね。

ちなみに、この映画の配給を手伝ったのがソニーです。そう、最近深夜アニメで話題になった魔導祖師、天官賜福を引っ張ってきているのもソニーですよね(なのでここのOPは基本ソニーミュージックの人が起用されているはずです)。現在のところ女性人気も継続的にあるみたいですし、この二つがさらに成果を伸ばせば、さらに中国アニメが日本に入ってくる確率は高いと感じます。そう考えると、今後中国アニメを継続的に国内に入れる土台を作った作品とも言えるんじゃないでしょうか?

 

ちなみにこちら、グッズが恐ろしく可愛いです。恐るべし中国。

 

 

どうでしょうか?思いの丈を書き殴るようになってしまったので、もしかしたら読みにくいところがあるかもしれませんね。でも、これで一人でも映画館に戻ってきてくれたら嬉しいなあ、とも思います。映画館にみんなおいでよ。

ちなみに、そのほかで見たものも考えてみたんですが、やはりアニメが10作品ぐらいと圧倒的に多かったです。アマプラも合わせたらかろうじて外国映画が4ぐらい?じゃないかな?邦画は数えて2つしかみれていなかったので、もう少しバランスよく観て行きたいなと思います。

とりあえず今気になっている邦画は「あなたの番です」の劇場版です。テレビドラマもまだ観たことないけど、すごくおもしろそう、ってことだけ知っているので早く観て行きたいです。

 

 

ちょうど日付も変わってしまったことですし、今日はこの辺で。みなさんも良い秋の夜長の時間、そしてよき映画ライフを。

13ページ目:おまけがおまけの様相を見せてない徒然な話

こんばんは。糸です。

みなさんは歩いていて足が重たいな、となることはありませんか?

私はめちゃくちゃあります。恐らく歩き方が非常に悪いのだと思います。靴の踵のすり減り方もおかしいですしね。なぜか内側がすり減りがちなんですよね。あとは土踏まずのと親指の付け根の間の部分。ちなみに上履きは大抵その2箇所のどちらかがすり減って穴が空いて買い替えていました。

でも長時間歩くと疲れやすいし、そうでなくても足にタコができるし、とデメリットだらけなのでなんとか改善しようと立っているときの姿勢を意識したり、今歩いているときに力がかかっている場所はどこかを意識して重心を真っ直ぐにしようとしたり…。結論から言うと全く何も改善されていないのですが、姿勢は良くなりました。そろそろ歩き方の指導をしてくれるところに行くか、赤ちゃんからやり直すかを選択しないといけないなあ、と思っています。

 

さて、ここまで書き始めて続きを考えていたのですが、そのまま椅子で寝落ちしていました。歩き方については全く改善されていないのですが、もし何かいい方法があれば教えてください。そして、この眠気についてもどうにかする方法を教えてください(他力本願)

 

*おまけ*

私は睡眠欲がその他3大欲求の中で最も優先順位の高い欲求なのですが、電車って眠くなりませんか?下車駅が終点ではない時に座席に座れルト、眠らないためにスマホ見たり本読んだりということをしているのですが、大抵この睡魔に勝てない。なんなら前日きっちりバッチリ睡眠時間を確保したからいけるだろうなんて甘い考えを持つと手に持っていた本が吹っ飛んでいったり、スマホが吹っ飛んでいったりするのです。一番酷かったのは高校時代のテスト期間。朝の通学電車で立ったままうとうとしてしまった結果手に持っていたノートとシャープペンシルが手から滑り落ちていき、周辺に撒き散らされたときだと思います。

眠ると力が緩むというのはある話だと思うのですが、なんせそれによって周囲にものを撒き散らすことになっていて大変問題なのです。大体眠いなと思いながらノートを取っていて、一瞬自分の意識が落ちたなというときには大抵シャープペンシルからは手が離されているのです。そして書かれる謎の線…。

と、ここまで書いて、また椅子で寝落ちするという…。そして全くおまけのバランスを取れていないというよくわからないブログですが、また来週までに何か話題を見つけたいと思います。それでは良い週末をお過ごしください。

12ページ目:夜のお散歩

皆さんこんばんは。鈴北糸の北です!

最近、めっきり涼しくなってきましたね~!先日は中秋の名月もありましたし。皆さんのお住まいからはきれいに見えましたか?

 

さて、今夜は自転車のライトを照らしながら、涼しい夜風に身を任せて夜のお散歩にでも行くとしましょう。

―――あれは私が夜に買い物へ行った帰りのことです。

閉店間際の本屋でドハマり中の漫画を3冊購入し、ウキウキで帰路についた私。

自転車に乗り、交差点に差し掛かった時でした。ふと、このまま帰るのは少しもったいないから回り道をして帰ろうかなと思いました。交差点をまっすぐ行く道を左折し、いつもは通らない道へ。そういえば、数年前にバイトをしていた飲食店が近くにあったことを思い出しました。

(あのお店、まだやってるかな…。コロナもあることだし、もうお店畳んでたりして。)

その飲食店のアルバイトは想像以上にきつく、私は1年ももたずに辞めてしまったのですが、久しぶりに近くまで来たので寄ってみることにしました。

時刻は、夜9時を少しまわったころでした。

その店は街灯もあまり無いような住宅街に建っており、目的地に着くと辺りは真っ暗で人の気配すら無く店の電気も消えていました。休業日だったか、はたまた本当に店を畳んでしまったのか。あまり良い思い出が無いとはいえ懐かしくなり店を見上げると、その日は満天の星空でした。星座には詳しくないですが、星を眺めるのは好きなので、気付くと私は時間を忘れて夢中で星空を眺めスマホで写真を撮っていました。

―――ガチャ

背後で初めて人の気配がしたのはその時でした。

その店は家族経営の飲食店で、店の隣の道路を1本挟んで従業員の自宅が建っていました。その時はすっかり忘れていましたが、店の閉店時間は夜9時。私がちょうど懐かしの店の上に広がる星空に目を奪われていたころ、自宅では丁度店じまいを終えたばかりの従業員たちが一息ついていたのです。おそらく、店の前で不審な動きをしている人間を見つけて出てきたわけではなく、たまたま店に用事があったので外に出てみたら店の前に不審な人間がいた、という感じだったのでしょう。

そしておそらく、数年も前に働いていたアルバイトを暗闇で見て思い出すことはないでしょう。ただ、バッチリ目が合ってしまい驚いた(おそらく相手もですが)私は、すぐに自転車を走らせ現場から逃走。星空を眺めていただけとはいえ、店の人からしたら不審者以外の何者でもありません。

バッグの中には、先ほど本屋で買ったお気に入りの漫画たち。そして自転車を走らせる私の肌をすべる夜風と清かな星々。こんな素敵な夜に、帰ったら漫画を読もうとウキウキしていただけなのに。しかし、何気ない好奇心からあらぬ誤解を生じることとなってしまった私はただただ全速力で坂を上ります。ママチャリで爆走する私に置いていかれないよう、しっかり付いてきてくださいね。なんだか、変な汗をかいてしまいました。

帰ったら、風邪をひかないようしっかり湯船に浸かりましょう。

 

そんなわけで、ある意味奇跡の一枚がこちらです。心の清い人にはとてもたくさんの星が見えます(笑)

f:id:rinhokusi:20210928234019j:plain

皆様も、誤解には気をつけて素敵な夜をお過ごしくださいね!(笑)

それでは~~

 

 

*おまけ*

先日、近所の池に散歩に行ったのですが(これは夜ではなく昼の散歩です)、そこでおもしろい少年たちに会いました。私は池のほとりのベンチに腰掛けて本を読んでいたのですが、その足元(わりと水際)で2人の少年たちが何かを拾っては池に投げて遊んでいました。石を拾って水切りでもしているのかな?と思いあまり気に留めていなかったのですが、その少年たちのお父さんが「そろそろ帰るぞ~」と声をかけた時、片方の少年が「まだ貝殻拾ってるから待って!」と言ったのです。

池に貝殻…?

私は驚いて、少年たちが帰った後に自分の足元をよくよく見てみました。すると確かに、しじみのような黒い貝殻がたくさん落ちていたのです。それまでその池には何度か行っていたのですが、少年の話を聞いてしゃがんでみるまでは気付きませんでした。

足元ばかり見るのも良くないかもしれませんが、たまには足元を見てみると何かおもしろいものが落ちているかもしれませんね(/・ω・)/

11ページ目:謝罪と黒いやつの話

☆初めに

二週間ぶりですね、鈴です。言い訳で始めてしまうのは本当にカッコ悪いことは承知で述べるのですが、本当はちょうど先週にはブログを更新する予定だったんです。嘘じゃないです。信じてください。ただ三連休で、日曜も月曜も休みだと思ったら、アルコールを体に入れたくなってしまって、気が付いたら日にちが経ってしまいました。詳しいことはまた書きますので、ひとまず今日の投稿をお楽しみください。

 

続きを読む

10ページ目:好きの詳細を話すのは難しい話

こんばんは。糸です。

北が洋楽を紹介した次のブログがこれなので我々がバンドを組んでいるのではなくて良かったと思います。バンドだったら音楽性の違いで解散してましたね。

 

さて、唐突ですが皆さんは好きなものを好きと言える人でしょうか。ちなみに糸はそれなりに仲良くなった人にはオタクだというのは告げていますし、そもそも早晩バレると思っているのでそうでない人に対しても必死に隠しているわけではありません。割とさっくりアニメや漫画やスマホゲームや小説が好きだと言っているタイプだと思います。

では、次に皆さんはこのアーティストが好き、やこの漫画が好き、ということを言える人でしょうか。私はこの辺りのことは相当仲のよい何人かには告げている気がします。とはいえ基本的にはあまり告げていません。

ではその先、このアーティストのこの曲が好き、このアニメのこのキャラクターが好き、ということはどうでしょうか。私の場合もはやこの辺りは相当仲のよい人かつ同じコンテンツに触れている人がその話題を振ってきた時くらいしかまともに話していないと思います。鈴と北にはその条件に当てはまらなくとも話したこともありますが、でもやっぱりほとんど話していないと思います。

それではいわゆる布教という行為はどうでしょうか。私は相当のことがない限り布教という行為もしません。おすすめ動画ですら多分あんまりしていません。

さあここまでで大体想像がついたと思いますが、私は好きを共有することが非常に苦手です。これについて2点に分けて考えたいと思います。

 

1.他者の評価が怖い

もはやこれに尽きるのでは?と思われるかもしれませんが、実は私の中ではそこまで重要ではない理由。自分の好きなものに対する他者からの評価が怖い。これは幼い頃の家庭、小学校、中学校、高校で自分の好きなものに対する評価が否定的であったとかそういう話ではありません。いやまあ否定的な人はどこにでもいますしね。別になかったかと言われればそんなことはないですが。でもまあ自分の好きなものを否定されるのは嬉しい感情は抱かないんじゃないですかね。苦手、とか好みじゃない、は気にしないけど好きじゃない、とか嫌い、って言われるのはやっぱりいい感情は抱かないなあと思っています。

2.自分の考えを見られるような気がする

正直にいえば私が好きを共有するのが苦手な理由はこれが9割を占めていると思います。

我が家の母と妹は好みがとても似ており、一方私はその正反対のものが好きでした。母と妹は音楽ならアップテンポ、絵画なら彩度の高いもの、一方私は音楽ならバラード、絵画ならパステル画というように本当に全く好みが被りませんでした。幸いその好みを否定されることはなかったのでそこは良かったとは思いますが、なんでそれが好きなの?と聞かれることは妹より多かったと思います。そしてそれが苦手でした。おそらく母は悪意を持っていたのではないでしょうし、むしろそれは他者に伝えるという能力を育むのには適しているような気もしますが。そしてそれは小学校でも存在しており、純粋な疑問であろう"なんで?"という言葉に明確な言葉を返すことが苦手でした。中学校、高校はオタクでない人に多少距離をつくられることはあっても、"なぜ"を問われることはなかったですが、これはそもそも私が話していないからだと思うので割愛します。

つまり、私は好きなものに対して"なぜ"という疑問を向けられた結果、好きを伝えることは私の感じたことや考えたことを相手に伝えなくてはならないことだと幼少期に学んでしまったわけです。正しい学びではない気が大いにしますが。ただそのように捉えてしまったために好きを口にはできるのにその詳細を告げるのが苦手になったのだと思います。さらに言えば詳細を告げて"なぜ"を問われず、その"好き"を納得された場合には自分の感じたことや考えたことの少なくとも一部が相手に伝わったということだと思うとそれはそれでなんだか気恥ずかしい気持ちになるのです。そして結局何も悟られないようにするには口を噤めばよいということになるのです。

 

さてこうして好きの詳細を告げるのが難しいという話をつらつらと書いていたら予定時刻を大幅に超過し、木曜日投稿は泡沫の夢となりました。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。よい週末をお過ごしください。