鈴北糸の雑記帳

三人組創作ユニットがなんとなく始めたブログ。

7ページ目:非リアの叫び

         水族館デートがしたい!

 

どうもこんにちは。絶賛彼氏募集中、鈴北糸の北です!

私は水族館が好きで、コロナ禍以前は時々遊びに行っていました。遊びに行くとは言っても、大抵の場合は一人で行っていましたが。なぜかって?まぁ、お察しの通り友達が少ないから、というのもあるのですが、美術館しかり資料館しかり、○○館とつく場所に行くとゆっくり見て回ってしまう性分なので、一緒に行ってくれる人が万が一いたとしても一人で行った方が気を遣わずに自分のペースでゆっくりと回れるからです。

ということにしておいて、独り身の私をあまりいじめないでください(笑)

 

さて、もし私が連れていかれたらキュンキュンしちゃう(?)水族館は2つあります。

1つ目は、山口県海響館です。一度しか行ったことが無いのですが、少し特殊な時間帯だったからでしょうか。とても印象に残っている水族館です。

海響館は、当時夏限定で「夜の水族館」なるものをやっていました。丁度用事で山口に行く予定があったのですが、この「夜の水族館」が魅惑的すぎて私は敢えて用事の前日に前乗りして山口を満喫してきました(笑)。入場したのはまだ日が暮れる前で、ペンギンゾーンでいちゃつくリア獣(ペンギンのカップル)たちを見ていたのですが、しばらく進みイルカのショーが始まるころにはすっかり日も落ちて、ライトアップされたプールをバックにイルカのパフォーマンスを観ました。

そして、全ての展示を回り終えて順路に沿って進んだ時でした。目の前に巨大な全身骨格標本が姿を現したのです。大人のシロナガスクジラの全身骨格標本が、宵闇をバックにきれいにライトアップされた様はなんだかとても神秘的でした。実は、海響館で一番印象に残っているのは生きた魚ではなくこのシロナガスクジラの全身骨格です(笑)。

 

「ね、今度一緒に海響館行かない?水族館を夜に回れるんだって。ちょっと一杯、山口の地酒でも味わってから行ってみようよ!」

 

これで北は攻略できます。一杯飲んでから行ったら、お酒のせいで体温が上がってるのか、ドキドキしているせいで体温が上がっているのか分からなくなっちゃいますねっ!(陰キャの戯言)

ちなみに私は、海響館に行った後に近くの居酒屋で二杯以上ひっかけてきました(笑)。山口の地酒といえば獺祭が有名ですよね。噂に違わず、美味しかったです。あと、フグのから揚げも美味しかったです。お酒の話は、長くなりそうなのでまた別の機会に詳しく書きたいなと思います。

 

2つ目は、静岡県東海大学です。

え?大学?水族館の話じゃないの?と思ったそこのあなた。

そうなんです。この水族館は、大学が所有している水族館です。こういう施設を知ると、水族館などの○○館という場所が、単に珍しいものの見世物小屋ではなく、展示動物や展示品の研究及び保全活動の啓蒙に寄与している施設なんだということに改めて気付かされますね。

さて、この東海大学海洋科学博物館(もはや水族館という名前ではなく、博物館という名前でした。でも行けば分かります、博物館というネーミングはピッタリです。)ですが、私の推しポイントは

・マイナースポット(なのに駅から直通のバスがある!)なので、ひとりでじっくり見られる

駿河湾の深海魚という地域に根差した個性的な展示

・バックヤードがチラ見できる

という点です。

 

東海大学海洋科学博物館は、最寄りの清水駅からバス1本で行けます。私の場合は、途中のバス停で降りて三保の松原まで行き、三保の松原から歩いて向かいました。ちなみに静岡県に行くと、富士山が信じられないくらいデカいです。目前にどーーん!!って感じ。天気も良く、絶好の散歩日和でした。

現地に着くと、まず感じる人の少なさ。三保の松原の方が確実に人がいました。本当に大丈夫かな?と思いきや、中に入るとびっくりします。

「すご!!!めっちゃ水族館じゃん!!」

イルカやペンギンなどの、いわゆる水族館のアイドルはいませんが、駿河湾に棲息する深海魚やエビなどの展示にとても力が入っていました。さらに、駿河湾ゾーンを抜けるとカニのロボットが(笑)。残念ながら私はあまりロボットに興味がないのでその凄さがイマイチ分からないのですが、きっとカニの動きを再現するのはすごい事なんでしょうね。ロボット好きの方もぜひ。そして、カニロボットを通過すると今度はクマノミゾーンが出現します。ここでは色んな種類のクマノミを展示していて、なんとクマノミの着ぐるみまで用意されてました(笑)。それと、ガチャガチャでクマノミの餌が売っていて、カプセルを開けてクマノミに餌付けもできました。地味に楽しいやつ。

さて、クマノミゾーンを抜けるともういよいよ出口なのですが、クマノミゾーンから出口に行くまでの通路からバックヤードをチラ見することができます!通路からは、バックヤードに置かれたクマノミの稚魚の水槽を見ることができました。

ここで問題です!クマノミの稚魚って、一体どんな色をしていると思いますか?

私は最初、外敵に狙われないように透明な色をしているのかなと思っていました。しかし、バックヤードの水槽にいた1 cmにも満たないクマノミの稚魚たちは、しっかりと縞模様を持っていました。クマノミはちっちゃな頃から、クマノミでした。

 

三保の松原きれいだったね!そういえば、この近くに他とはちょっと違うけどめっちゃ面白い水族館があるんだよ!天気も良いし、富士山を見ながらちょっと散歩がてらどう?」

こういうセンスの人と出会いたいなぁと思う今日この頃です(笑)。

 

ここまで長々と非リアの北が虚妄を書いてきたわけなのですが、私が一番光るセンスを感じるデートスポットは、なんとプラネタリウムです。

 

「「「ファッ!?こんなに書いておいて、水族館じゃないんかいっ!」」」

 

一体どういうつもりなのか。評論家の北さんに、解説をして頂きました。

北:まず、プラネタリウムは天候に左右されません。

→じゃあ水族館もじゃん?という声が聞こえますね(幻聴)。まぁ焦らず待ってください。天候に左右されなければ良いというだけではないんですよ。水族館は、広いじゃないですか。魚は分厚いガラスで仕切られた水槽を泳いでいるわけで、見物客である私たちに向かって泳いできてくれるわけじゃないんです。

 

北:そう。プラネタリウムの水族館との大きな違いは、動き回らなくて良いことです。これはつまり、彼女の服装や体調をさほど気にしなくても大丈夫ということに繋がります。

→初デートに何を着ていけば良いか。これはおそらく、男女問わずとても難しい問題だと思います。私のような人間は相手に服のセンスを品定めされる恐怖もありますが、例えばこんな状況を想定したらどうでしょう。

彼氏はアウトドアなデートを想定していたのに、彼女がヒールを履いてきた。

遊園地デートに来たけど、彼女の顔色がなんだか優れない。など。

彼女からしたら、少しでもオシャレにしようと思ってヒールを履いてきたらTPOにそぐわなかっただけかもしれませんし、もしかしたらデート当日は生理で少し貧血気味だったかもしれません。

でもプラネタリウムならどうでしょう?座っているだけできれいな星が視界に流れてきてくれます。彼女がヒールを履いて来ようが長靴を履いて来ようが問題ありません。貧血気味でもそれほど問題ありません。綺麗な星を眺めながらゆっくり休みましょう。

…おっと、ここでプラネタリウム選手に対抗する強敵が現れたようですね。

 

??:「俺も条件満たしてるぞ!しかも喋ることが無くても、それなりの時間を過ごせるぞ!」

→おっとぉ、出ました!シネマ選手!そうです。その通りです。映画だって天候に左右されないし動き回らなくても良い。その上、話題に困らないという条件を満たしています。しかしここで、プラネタリウム選手の追撃です!

 

プラネタリウム選手:「僕は映画と違って、好みに左右されないんだ!」

→皆さんは、普段どんな映画を見ますか?〇ラえもんですか?それともアクション系の洋画ですか?恋愛系の洋画ですか?それともミステリー系の邦画ですか?ホラー系の邦画ですか?

映画は様々なジャンルがあって、もちろん人の好みも千差万別です。長年の付き合いでお互いの好みを熟知している友人ならまだしも、出会って数カ月(下手したら数日?)の人間とどの映画を観るかを決めるのって、結構難しいと思います。その点、プラネタリウムはプログラムが決まっていますし、星という事実を流すので映画ほど互いの好みを気にする必要はありません。もし相手が「星とか嫌いだからプラネタリウム無理です」っていう人だったら…?

…うん、お姉さんが慰めてあげる。プラネタリウム推してごめんね。

とはいえ、二人で映画館に行って、恋人が観たいって言うから普段見ないジャンルの作品を観てみたら意外と面白くて、新ジャンルにハマったっていうのも楽しそうですけどね。

あぁ~!!いいなぁうらやましいなぁ!リア充!()

もう水族館でもプラネタリウムでも映画館じゃなくても良いや!

 

北:デートに行きたい!!

 

 

*おまけ*

初回の記事で北は漢字検定の勉強をしていると書きましたが、まだちゃんと続けているので進捗報告も兼ねて、また一つ漢字について書きたいと思います。

 

【書き取り問題】

ボンノウの犬は追えども去らず。(カタカナを漢字に直す問題です)

 

漢字検定の勉強をしているとあるあるなのですが、

(あ~はいはい、この漢字ね…ってアレ?オカシイナ、どうやって書くんだっけ?絶対見たことあるのに~!)

ってなります。ボンノウもそうでした。

結局、私はボンの字もノウの字も間違えたのですが、ノウの字はちょっと面白い間違え方をしていました。

〇→悩

×→脳

正解は、りっしんべんの方のノウ。でも私は、にくづきの方のノウを書いてしまいました。煩悩って、一体どこから生まれるんでしょうね?りっしんべんは心を表す部首で、にくづきは身体を表す部首です。なんだかあながち、にくづきの方でも良い気がしてきませんか?だって、脳内で色々な欲を妄想しちゃうじゃん!(笑)

皆さんは、ボンノウは頭と心どちらから生まれると思いますか?

 

というわけで以上!現場からは、ボンノウまみれの記事を書いた北がお届けしました!(/・ω・)/ スタジオの糸にお返しします!

 

(完)